定年退職後の余裕を持ったコンサル事業の起業

定年退職後の余裕を持ったコンサル事業の起業

定年退職後に再就職して、再び人に遣われるのは沢山だと考え、大学時代の仲間とコンサルタント事業を起こす事にしました。大学時代の専攻が電子工学で、仲間はそれぞれ大手電機メーカーやプラントメーカーでエンジニアを経験し、マネージメントにも長く携わって来た経験があるメンバーです。

 

再就職はしたくないけれど、自分達が経験したスキルを活かして社会や若い人と繋がっていたいと言う想いが強いメンバー数名で始める事にしました。会社組織にすると、信用度は上がるものの、代表者を誰にするかと言ったサラリーマン的な想いを再び味わう必要がある為、個人事業の集合体としてネットワークを組んでコンサルの仕事を受注する形態をとりました。

 

生活は年金で可能なため、お金を稼ぐ事よりも、比較的自由に社会とつながり続ける事に重点を置いていたため、受注活動も必死に行ったという事でもありません。経営全体のコンサルは、やはり中々受注できませんでしたが、技術マネジメントシステムの構築、ムダ取り等のコンサルの仕事を、そこそこ受注しメンバーが考えていた程度の事業にする事が出来ました。

 

現役時代に多くの苦難も経験した各メンバーにとっては、少し物足りなさもありますが、定年退職者にとっては、こんな事業に携われる事も良いものだと感じています。同じ思いの定年退職者には、資金を必要としない余裕を持った起業で、社会と繋がり続けられる事をお勧めします。

事業を興した時に大変だった事

私は長く勤めていた会社を辞め、ずっと夢だった輸入雑貨の販売を始めました。

 

もちろんただ無計画で始めたわけではなく、会社員をしながら計画を立て資金の工面をし、商品の流通ルートの開拓や、小規模の運営を行い、実際の商売の感覚や顧客の需要、掛かるコストなど、十分なリサーチの元で始めたので、早い段階で事業は軌道にのり、現在は会社員時代とほぼ同等の収入があり、これから更なる事業の拡大を計画しています。

 

事業をはじめるに当たっていろいろと苦労する面がありましたが、一番大変だったのが家族の理解を得る事です。妻は元々私がこういった事業をしたいという事を知っていましたが、まさか本当にやるとは思っていなかったらしく、当初は事業を行なう事に猛反対されました。

 

妻の反対はもっともであり、安定している会社員としての生活を捨て、不安定な事業展開をするというのは、今後の家計の不安も大きくなるという事です。とにかく家族の理解を得なければならないと考え、十分な準備と計画を立て、実際にこういう形で利益が出ているという事を粘り強く説明しました。

 

最後は私の熱意に折れる形で納得してくれましたが、今は仕事を手助けしてくれ、妻の意見も取り入れながら事業を進めています。

私が事業に失敗した理由

私はかつて財布やバッグなどを作って販売するという事業をしていました。もともとそういったアイテムが好きで、いつか自分のオリジナルを作ろうと考えていたので、当初はこれから自分のやりたい事で稼ぐんだと意気込んでいたのを覚えています。

 

しかし、結果から先に申し上げると私の事業は上手くいかず、1年すらもたないような状態で廃業し、今は会社員をしています。今改めて思い起こしてみると失敗するべくして失敗したんだなという事が良くわかります。まず事業をするにあたって金銭面でのシミュレーションを全くしておらず、いわゆる場当たり的な進め方をしてしまったせいで、すぐに資金が底を付いてしまいました。自分の作ったものは必ず売れるだろうという慢心もあったと思います。

 

実際はほとんど売れず、購入した顧客からも使いにくいという評価をされてしまいました。大量に発注する事で単価を抑えられるので必要以上の在庫を抱えてしまい、本来借りる必要もなかった倉庫を借りてしまったり、必要なない宣伝や外注をしてしまった事も上手くいかなかった要因なのでしょう。

 

とにかく見積りが甘かったというのが今思えば悔やまれる点です。もし再度事業をする事があれば、しっかりとした準備を行い万全の体勢で望みたいと考えています。

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